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| 1977年、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載を開始、「コブラ」が登場してから20余年が経つ。 その間、主人公コブラだけでなく、彼をとりまく魅力的な女性たち、宇宙に存在する個性的な異星人やロボット達も共に愛され続けている。 |
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←記念すべきコブラ第1話「不死身の男」からのページ
雑誌連載の70年代は、少年マンガ誌の主人公は少年であることは定石であった。葉巻をくわえた大人の男が主人公で、セクシーな大人の女との恋も語る「コブラ」は当時の少年マンガ界に一石を投じた。
初期の作品では、寺沢武一が師事した故手塚治虫氏の作品の影響も見られる。
マンガ的な陰影の表現・効果線などの使い方を見るとそれが感じられるが、一方で写実的な体や世界観を作る背景の描写などは、当時の他の作家にはないデザインと発想に満ちている。 |
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→「ラグボール」より水彩イラスト
「ラグボール」は近未来を感じさせる、野球とラグビーを合わせたようなスポーツという設定である。連載及びTVシリーズアニメでも人気が高い。
このイラストはエアブラシ(コンプレッサーを使用し、塗料をスプレー状に吹き付ける道具)を使用して描かれている。
外国のイラストレーターなどの間では、非常にオーソドックスな手法であったが、当時の国内ではマンガイラストに使われることは例がなかった。
新しい手法や表現を取り入れようとする、寺沢武一の冒険心がここですでに窺える。 |
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←シリーズ多数登場のシークレット(中央)
「マジックドール」よりザナドゥ(左)
「地獄の十字軍」よりオフェーリア(右)
コブラの世界において、彼を取り巻く女性たちを語らずにはおれない。正義感の厚い強い女もいれば、思春期の多感な少女、守るべき悲劇の女、そしてコブラを苦心させる悪女も多く登場する。
また彼女たちのコスチュームは寺沢武一ならではのアイデアが詰まっており、それらにインスパイアされたクリエーターも多いはず。
コブラに登場する女性たちは「コブラガールズ」と呼ばれている。 |
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↑コブラとレディの居城であるタートル号コクピット
←銀河パトロールのパトロール船とシークレット
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| ↑カラー版「カゲロウ山登り」より |
↑「マジックドール」より |
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コブラシリーズはマンガだけでなく、劇場版アニメ「コブラ」や1982年にはTVシリーズアニメ「スペースコブラ」(TMS)も制作放映された。TVシリーズは北米、南米、ヨーロッパでも放映され、根強いファンが多い。
マーチャンダイズも広く展開され、昨今では高い技術で制作されたフィギュアなども高い評価を得ている。
コブラワールドに境界線はない。機械に囲まれて銃撃戦を行っても、宇宙空間の戦闘が行われても、競技場でスポーツに参戦しても、未開の森で魔法に翻弄されても、このコブラという男さえ存在すれば、それはコブラワールドである。 |
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