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「フィフス・エレメント」のプロモーションのために来日した、リュック・ベッソン監督。「レオン」とは印象を一新し、「フィフス・エレメント」の舞台は23世紀のニューヨーク。フランスのトップクリエーターと日本を代表するSF作家が、互いのSF観について語った。 |

撮影=和田篤志
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リュック・ベッソン
1959年生まれ。1983年処女長編『最後の戦い』で高い評価を得、『ニキータ』において国際的な監督としての地位を不動のものとする。 代表作に『レオン』『グラン・ブルー』など。
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リュック・ベッソンは語る
僕の関心が“未来”や“SF ”に向くのは、今の社会や自分に満足していないからかも知れない。…つまり私にとって、創作活動というのは、その根底に自分自身やそのまわりの社会を再構築したいという願望があって…、しかし過去はもう知り尽くされている場所であるから、自然と未来へと進むしかなかった。
寺沢武一は語る
情報社会の現代では、前人未到の地を舞台にする冒険物語といえばもはやSFでしかあり得ない。そして、エンターテーメントを楽しんでもらうために『夢のある』部分をなるべく多く描くということは意識している。 |